夏のコーヒー

 この夏3回目のアイスコーヒーとコーヒーゼリーを作った。

 

夏でもコーヒー好きはホットを楽しむ。もともと暑い国が原産の飲み物だから、飲んだ後にジンワリと汗が噴き出て、その後が涼しくなるものなのだ。

 

とはいえ、今年のような猛暑にはアイスコーヒー(関西の老舗では今でもコールコーヒーなのかな?)が飲みたくなるものだ。市販のアイスコーヒーではパンチが無く物足りない。やはり、濃く焙煎した豆を師匠直伝のハンドドリップ(エアコンも利かない暑い店の裏部屋のシンクで、アンダーシャツ1枚になり30人前ほどの布ドリップをやぐらに被せ、何本も何本も汗を流しながらコールコーヒーを淹れていた修行時代・・・)マッタリと淹れ、氷で薄まってちょうど良い加減になったものが最高である。

 

そして、もうひとつはコーヒーゼリーである。修行時代の店では、師匠のこだわりで5,6時間かけて抽出した水出しコーヒーを利用して、1日5個限定で作っていた。今はそんな器具はないので、淹れたアイスコーヒーを利用して作っているが、まずまずの味とはいえ、アイスコーヒーのようなパンチより、なめらかな味わいが欲しい。まだまだ改良すべきと我が味覚は感じるのだ・・・